介護・福祉の未来に政治家として果たす役割

11月1日(水)に、自由民主党介護福祉議員連盟の会合を開催しました。介護福祉議員連盟は平成14年に設立され、20年以上の歴史を持つ介護系で最大の議員連盟です。

高齢化が進む日本…介護・福祉の重要性

高齢化が進む日本では、介護・福祉分野の重要性が増しています。2040年には85歳以上の人口がさらに増加し、医療や介護・福祉を必要とする人の割合が一層高まるだけでなく、認知症の人や身寄りのない高齢者等の生活上の課題が深刻化することが懸念されています。同時に、それを支える介護・福祉人材の確保がますます困難になることが明らかになっています。
私は自由民主党の参議院議員として、「自由民主党介護福祉議員連盟」の事務局長や「地域の介護と福祉を考える参議院議員の会」の事務局長を務めています。その中で、介護と福祉の現場での課題解消や制度改革、介護人材の処遇改善等に向けて、関係団体や政府と連携し、積極的に議論と活動を行っています。

介護福祉に関する会議に出席している写真

介護・福祉分野の課題を解消する政策を

介護・福祉に携わる方々は、3年間に及ぶコロナ禍で顕在化した未知の課題から、サービスを必要とする高齢者等を守るため力を尽くしてきました。そして、その影響が残る中、ウクライナ情勢等に起因した物価高騰や人材流出に直面し、事業継続は厳しさを増しています。
議員連盟の会合では、介護・福祉現場の声をもとに、多岐に亘る課題が浮き彫りにされています。これらの課題を解消するための政策を実現する取り組みこそが、私たち政治家に求められる役割です。

 

ライフワークとしての介護・福祉、実績と挑戦

私は、参議院議員に初当選した2010年、厚生労働委員会に所属して以来、介護・福祉分野の発展をライフワークとして取り組んでまいりました。なかでも介護・福祉人材の処遇改善を最重要課題と捉え、その仕組みづくり(介護職員処遇改善加算・介護職員等特定処遇改善加算・介護職員等ベースアップ等支援加算)に携わってきた他、令和6年からはさらなる賃上げ(月額6千円)を実現することができました。
これからも、介護・福祉分野に携わる皆さまと連携し、さらなる処遇改善を図っていくことはもちろん、「誰一人取り残すことのない社会づくり」を介護・福祉から実現するための政策実現に挑戦してまいります。

介護福祉の政策に関する要望書の提出

介護・福祉とともにある政治家として

私が介護・福祉課題に取り組む根本にあるのは、サービスを必要とする高齢者等や家族、地域を支えるため日夜努力を惜しまず従事する皆さまと「ともにありたい」という願いです。
いま、我が国の介護・福祉は、制度としての持続可能性を問われています。その答えとなる、より高品質な介護・福祉サービスの提供を将来に亘って可能とする基盤の構築、そして介護・福祉人材のさらなる処遇改善等を、何としても実現しなければなりません。
「介護・福祉とともにある政治家」として、これからも皆さまの声を羅針盤に、介護報酬改定をはじめとするあらゆる課題に向きあい、政策を前進させてまいります。

介護福祉の会議に出席している写真

MEDIFAXでも取り上げられました!

介護福祉議員連盟は、11月15日に鈴木俊一財務大臣に介護報酬の引き上げ実現を申し入れました。MEDIFAXでも当時の内容が記事になっておりますので、ぜひご覧ください。

介護報酬の引上げに向けて

MEDIFAX 2023年11月16日掲載[許諾番号20231129_01]介護報酬「引き上げ」を  自民議連、鈴

 

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