日本空手協会福岡県本部主催 福岡県空手道大会が多くの選手・保護者の皆様が参加されるなか開催され、大会会長としてご挨拶いたしました。

本大会は、普段試合数の少ない有級者（白帯～茶帯）を対象とした初めての大会で、幼児のお子様から小・中・高校生、そして一般の方まで幅広い年齢の皆様が参加されております。
空手道は試合の勝ち負けや技術だけを目的とするものだけはなく、日頃の稽古を通じて逞しい精神力と体力を育成し、「礼に始まり、礼に終わる」という相手を尊重する心を大切にする人格形成にあると思います。
空手道の稽古を通し、日本人の道徳観念である武士道の精神を子供たちに引き継ぎ、世の中に必要とされる人材、世界を支える立派な日本人が育成されることを期待いたします。

今年7月に武蔵野市で開催された内閣総理大臣杯 全国空手道選手権大会　都道府県団体戦組手の部での優勝（文部科学大臣杯）をご報告いただきました。選手、関係者の皆様の日頃の成果に心からお慶び申し上げ、益々のご活躍を祈念申し上げます。