ワンヘルス推進議員連盟 〜人と動物の健康を結ぶ取り組み〜

福岡・北九州の国会議員 大家敏志です。
本日は、「自民党ワンヘルス推進議員連盟」が開催されました。この議員連盟では、アジア獣医師会連合会長・日本獣医師会会長の藏内勇夫先生と、日本医師会名誉会長の横倉 義武先生が普及に尽力されている「ワンヘルス」の理念を推進する議員連盟です。私も副会長として出席いたしました。

「ワンヘルス」とは?

ワンヘルスとは、人や動物(家畜、愛玩動物、野生動物の別を問わず全ての動物)の健康と環境を一体的に守らなければならない、という理念のことです。
新型コロナウイルスや狂犬病、鳥インフルエンザといった感染症は、人と動物の双方に感染する「人獣共通感染症」です。こうした感染症は、生態系の変化や気候変動等によって、人と動物との関係性が変化したために、元来野生動物が持っていた病原体が人にも感染するようになったと考えられています。
人、動物、環境の健康は密接に関連しているため、関連する部分の緊密な協力、コミュニケーション、調整が必要とされています。

ワンヘルスに向けた今後の課題

動物由来の人獣共通感染症や越境性感染症は、いつでもどこでも発生する可能性があります。
私たちが経験した新型コロナウイルスの脅威も、動物由来の感染症であると言われています。今後起こりうる感染症のパンデミックに備え、法律や実践体制、施設、医療体制などの整備が必要不可欠です。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、福岡県や北九州市に限らず、日本全国で病床のひっ迫やワクチン接種体制など、多くの課題が明らかになりました。
これからも藏内会長をはじめ、医師会や獣医師会の皆様とも連携しながら、新型コロナウイルスでの経験を活かして、命を守るワンヘルスの推進に取り組んで参ります。
【感染症の脅威から命を守る!】
動物由来の人獣共通感染症や越境性感染症は、いつでもどこでも発生する可能性があります。
私たちが経験した新型コロナ感染症の脅威も動物由来であると言われており、今後起こりうる感染症の超拡大に備え、法律や実践体制、施設、医療体制などの整備が必要不可欠です。
これからも、藏内会長をはじめ、皆様と連携しながら、命を守るワンヘルスの推進に取り組んで参ります。