国会では新型コロナウイルス感染症対策として、3/15(日)まで衆・参議院の参観中止と傍聴の制限などについて、決定致しました。
参議院ではさらなる取り組みとして、院内と議員会館の入館に使用される入り口3箇所に、サーモグラフィーカメラを設置し、入館者の体温を測定して感染拡大を防ぎます。
本日は、明日から運用されるサーモグラフィーカメラの設置に立ち会いました。
カメラで捕らえた対象の体温が37.5度以上の場合、画面に赤く映る仕組みです。
こちらはコップにお湯を入れたテストです。
サーモグラフィーカメラで映した画面には、コップの部分だけが赤くなっているのが分かります。
カメラの性能や、実際に発熱されている方が検知された時の対応について、詳しくお話を伺いました。
入館者の皆様には、看板で検温の実施をお知らせします。
さらに、アルコールと塩素系の殺菌用消毒液を設置し、感染を防ぎます。
その後、記者会見を開き、今回の対応について私から説明を致しました。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、国民の皆様の不安を払拭するためにも、立法機能を維持することが重要です。
今回のサーモグラフィー設置は、参議院独自の取り組みです。
参議院として今できることは全て行い、新型コロナウイルスの感染・拡大は何としても防がなければなりません。