平成30年5月3日
自 由 民 主 党
本日、憲法記念日を迎えました。
わが党は結党以来、現行憲法の自主的改正を目指し、党内外で自由闊達な議論を行い、数々の試案を世に問い続けてまいりました。
これらの知見や議論をもとに、国民の皆様に問うにふさわしいと判断された4つの項目、すなわち、①安全保障に関わる自衛隊、②統治機構のあり方に関する緊急事態、③一票の較差と地域の民意反映が問われる合区解消・地方公共団体、④国家百年の計たる教育充実 について、精力的に議論を重ね、本年3月末に、各項目の条文イメージ(たたき台素案)について、一定の方向性を得ることができました。
今後わが党は、この案をもとに衆参両院の憲法審査会で議論を深めるとともに、各党や有識者のご意見も踏まえながら、憲法改正原案を策定し、憲法改正の発議を目指して参ります。
何よりも大切なことは、国民の皆様のご理解を得て、慎重に進めて行くことであります。わが党が先頭に立って活発な国民運動を展開し、自らの未来を自らの手で切り拓いていくという気概で、憲法改正の議論をリードしていく決意です。