福岡市 高島 宗一郎 市長より、大変力強い発表がありました。
我々はより良い福岡県へ、より良い日本へ。その一心です。
〜高島 市長より〜
【福岡県知事選では武内和久候補を応援します】昨日までアテネで開催されていたOECD主催の会議に招待されていました。福岡市が世界に誇る「福岡100」の発表をするためです。ちなみに、この世界に先駆けたプロジェクト実現に貢献してくれたのが、実は武内候補なのです。武内候補は、世界が未経験の少子高齢化に対して、安心して住み続けられる具体的な政策を常に考え、その的確なアドバイスは福岡市の施策にも活かされていて、成果がダボス会議をはじめとして世界中の有識者から注目されているのです。武内候補は福岡県知事になって、攻めの福祉をすると訴えています。福岡県、そして全国でこれから顕在化する少子高齢化に向けて、口だけでなく、本当に県民幸福度日本一、いや世界一を作れるのは武内候補と私は思います。今の福岡県民が不幸なのは、武内さんのこうしたずば抜けた能力を全く知ることなく、報道されることもなく、単に麻生が連れて来た人とか、小川知事がイジめられてるという「イメージ情報」だけで、来るべき福岡県知事選挙で投票しなければならなくなっていることです。真面目でコツコツと仕事をすることは素晴らしいことで尊敬します。しかし何もしないから失点も話題も無いことと混同するのは危険です。私は、個人的に小川知事のことが嫌いなわけではありません。ただ、福岡市政を預かる立場として言うと、これまで小川知事が、長年の懸案事項を自分が解決しようと正面から取り組んだり、利害が対立する難しいことをしっかりと決断したり、より多くの人のために嫌われることも恐れず一緒に汗をかいてくれたりしたかというと、甚だ疑問です。イメージではなく具体例をあげます。大阪や神戸、名古屋などの政令指定都市では、こどもについての施策は政令市も一般市も平等です。しかし福岡県では、北九州市や福岡市のこどもは県からの医療費の補助がその他の市町村の半分しかもらえません。他の市町村と同等にするために、福岡市では11億円もの市民の税金を追加で補填して他の自治体と水準を合わせています。福岡県の個人県民税収入の4割近くは福岡市民が納めているのにも関わらずです。北九州市も同じように追加で市民の税金を使っています。この格差が是正されれば、例えば子どもが病院に行く際の自己負担を減らすことが出来たり、医療費補助を中学校卒業まで拡大できるからと、何度県に訴えても、8年間小川知事は全く耳を貸してくれませんでした。今回の選挙戦に向けて、武内候補はこれらの格差縮小に尽力することを約束してくれました。これは福岡・北九州市民の福祉向上に直接繋がります。宿泊税について。福岡市は観光は広域的に行うべきと考えています。だからこそ広域観光を進める上でお金が最も必要なところにお金を使うべきと主張しています。最もお金が掛かるのは人の出入りのハブとなる機能の整備です。港の整備や駅周辺の整備。そして観光客をスムーズに九州各地に送るためのインフラ整備。これらは現在、福岡市独自の税金を使っています。しかしそれでは市民の負担が大きいし、これから福岡市も高齢化で福祉に多くの予算もかかることから、福岡市は、福岡市へ宿泊する方から独自で宿泊税を徴収して賄おうとしているのです。この基礎自治体優先の原則は地方自治の基本中の基本ですが、小川知事は日本で最初の二重課税という悪例を福岡県からつくろうとしています。武内候補は、福岡市が一元的に徴収した上で、県内広域分を福岡市から県に配分することを求めるという至極真っ当な主張をしています。宿泊事業者にとっても利用者にとってもまさにシンプルでわかりやすい。ちなみにこれまで小川知事は福岡市に宿泊をした人の65%が柳川や太宰府、宗像に行っていると発言していますが、これは明らかに違います。県の調査とは、県内の14か所の観光地で、宿泊者に宿泊先や訪問先を尋ねたアンケート937件の回答だけで、これには福岡市や北九州市に宿泊し県外の観光地を訪れている人はカウントすらされていません。これでは県民が間違ったイメージを持ってしまいます。実際は福岡市に宿泊した人が福岡県内を周遊した割合は2割弱なのです。具体的にはWi-Fi事業者提供の九州のWi-Fiスポット11,000箇所で30万人の履歴を基にした数字によると19.8%で、その他九州各県を訪問した人は24.0%なのです。また携帯キャリア等によるGPSのデータ分析では福岡市内宿泊者が福岡県内を周遊した割合は13.5%で、九州各地を周遊した割合は46.7%にもなります。福岡市は会議でもこのようなしっかりとしたエビデンスベースで主張しています。しかし小川知事が明らかに間違った数字を外へ発言することでマスコミも県民もすっかり誤ったイメージを持たされています。福岡市は政令指定都市ですから、県知事が誰であっても独自にチャレンジすることができます。でも当然力を合わせることが出来れば県全体で大きくチャレンジすることも出来ます。ここまでの(選挙)期間、告示前日の討論会まで、小川知事からは格差のある補助金の是正や宿泊税について従前の主張しか繰り返されず、福岡市との関係を前進させる提案が無かったのは残念です。一方、武内候補はこれらについて前進させる具体的な提案と共に、何よりも政令市との関係を改善強化する強い意志がありました。これまで福岡市、北九州市の行政や議会が訴えつづけてきたこと、すなわち、子ども医療費の格差縮小や宿泊税の問題が前進することはもちろん、県をあげて攻めの福祉に転じることで、福岡県民の幸福度を本当に一番にしていくチャレンジができるのは武内候補だと思います。ですから、私は福岡県知事選では武内和久候補を応援します。