日華議員懇談会総会

日華議員懇談会総会へ出席しました。
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超党派の議員連盟である日華議員懇談会、日本と国交のない中華民国(台湾)との関係強化を目的として組織されました。
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現在の会長、平沼赳夫先生のご挨拶。
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総会での活動報告の中で、日華議員懇談会が特別後援として協力する故宮博物院日本展覧会の開催について報告がなされました。
台北 國立故宮博物院-神品至宝-
中でも、翠玉白菜、肉形石の展示は本邦初とのことで、本展覧会の華となります。
皆さん、ぜひ足をお運びご覧になってみてください。
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* 肉形石・・・
玉石は変化に富み、野菜に彫刻することもできれば、肉に彫刻することもできる。
外見は豚の角煮そのもので、三層のばら肉となっているばかりか、皮表面の毛穴まで全てが揃っている。翠玉白菜とともに、本物に勝るとも劣らない名品である。

* 翠玉白菜・・・
翠玉(翡翠)は輝玉類に属し、雲南省からミャンマーの山岳地帯で産出する。赤い色のものは俗に「翡」と称され、緑色のものを俗に「翠」と称する。この「翠玉白菜」は、もとは永和宮に陳列され、海棠の花型の小さな琺瑯の盆に置かれ、それに紅色の珊瑚の霊芝が合わせて置かれていた。もともとは一塊の灰白色と緑色半々の輝玉であったが、職人は玉本来の色合いを巧みに生かして、葉脈もくっきりとした、瑞々しい白菜に彫刻し、葉の上にキリギリスとイナゴも彫刻した。キリギリスの俗称は「紡織娘」、繁殖力が非常に強く、古代には子孫繁栄の象徴とされ、「詩経・周南」には、「螽斯羽詵詵兮、宜爾子孫振振兮。」とある。
(国立故宮博物院HPより)