子どもの育ちと保育制度を守る全国集会

本日、日比谷公会堂において、保育を守る全国連合会の主催による「子どもの育ちと保育制度を守る全国集会」が開催され、保育関係者2,100名余が全国から集いました。

この大会は、政府が検討している「子ども子育て新システム」の導入に反対するもので、地元福岡からも400名余の皆様がおみえになりました。

この新システムでは、保育園の入園は自治体への申し込みではなく、保護者との直接契約とし、保育士一人あたりの園児の数や園児一人あたりに確保される施設のスペースなどで国が定める最低基準を廃止、都道府県が条例で定めるなど、これまでの保育制度が崩壊する恐れがあります。

集会では「新システムの導入は生活保護や障害のある子どもなどが選別、排除され、地域主権の名の下に保育の地域間格差が広がり、待機児童対策にもならない」として強く反対することが確認されました。