本日は、日本医師会 横倉 義武 会長とともに、要望の為、麻生 太郎 財務大臣を訪問致しました。
平成28年度の診療報酬改定をむかえるにあたり、麻生大臣へ現状のご説明を致しました。
<診療報酬とは>
診療報酬とは、保険診療の際に医療行為等の対価として計算される報酬で、医療機関に支払われます。
診療報酬は、医師の人件費や技術料などにあたる「本体」部分と、薬などの公定価格にあたる「薬価」部分からなっており、2年に1度、改定が行われます。医師の報酬ではなく、それだけでなく医療行為を行った医療機関・薬局の医業収入の総和をいいます。
医業収入には、医師、歯科医師、看護師、その他の医療従事者による医療行為に対する対価である技術料、薬剤師の調剤行為に対する調剤技術料、処方された薬剤の薬剤費、使用された医療材料費、医療行為に伴って行われた検査費用などが含まれます。
患者はこの一部を窓口で支払い(自己負担)、残りは公的医療保険で支払われる。
保険を適用しない自由診療の場合の医療費は、診療報酬点数に規定されず、患者が全額を負担します。