立党60年にあたって 自由民主党
11月15日、自由民主党は立党60年を迎えました。
わが党は、自由と民主の旗の下、平和を愛する国民政党として、国民の多くの支持をいただきながら、その大半を政権与党として歩むことができました。先人たちの英知と苦心により、戦後の焦土から経済大国をつくりあげ、日米同盟を基本に平和を維持し、国際貢献に努めてきました。わが党もそうした国づくりに少なからず寄与できたことは誇りでもあります。一方で国民の信頼を失った経験は、謙虚な政治姿勢を貫くために常に肝に銘じていかなければなりません。
戦後70年を経て、わが国を取り巻く安全保障環境も大きく変化し、国内においても経済再生、人口減少、震災からの復興等、克服すべき課題が多くあります。わが党はこれらの課題に真摯に立ち向かい、積極的平和主義を掲げ、世界の平和と繁栄にさらに貢献していくとともに、「政治は国民のもの」との原点を踏まえ、地域の声に耳を傾けながら未来を見据えた大胆な改革を進めていく決意です。
そして国民一人ひとりが希望を持ち、活躍できる社会、自助自立を基本としながら共助、公助で支えあう温かい絆のある社会の実現に取り組んでまいります。
自由民主党に対しまして、一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。