実感を、その手に。春闘情勢からも景気回復の兆しが
【 多くの企業で賃上げ(ベア)が行われ始めました 】
3月12日以降、自動車、電機など各産業の民間主要組合に対して、各企業から賃金、一時金等に関する回答が示されています。
これまでの回答を見ると、月例賃金は、定期昇給相当分の維持に加え、多くの企業で賃上げの回答が行われています。年間一時金についても、企業業績の回復基調を背景に、おおむね前年比増。近年にない積極的な内容となっています。回答を受けて、多くの組合で交渉を妥結する方向です。
こうした動きは、政労使の三者が取りまとめた共通認識をベースに、経済の好循環実現に向けて労使が真摯な議論を重ねた結果に他なりません。わが国がデフレ脱却と経済再生を果たすための大きな原動力になると手応えを感じています。
【 中小企業でも賃金上昇を期待 】
大企業だけではありません。これから4月にかけて、引き続き中小企業の労使を含め、交渉が行われます。十分な話し合いが行われ、円満な解決が図られることを期待します。また、働き方が多様化した今、非正規雇用で働く方々にも賃金上昇の波が幅広く届くよう、引き続き全力で取り組みます。
私たち自民党はアベノミクスで動き出した「経済の好循環」を 日本全国にもっと拡げていくため、 引き続き全力で取り組みます。