福岡県・北九州市の国会議員 大家敏志です。
本年1月9日から18日までの間、政府開発援助(ODA)調査派遣団第3班の団長として、エジプト・アラブ共和国、トルコ共和国を訪問いたしました。
本日は「政府開発援助(ODA)及び国際協力・人道支援に関する特別委員会」が開かれ、ODA調査派遣について団長として報告を行いました。
報告後は各会派の委員から質疑を受け、現地で印象に残ったこと、最前線で活躍するJICA職員の姿、人道支援の現場で感じたことなど、幅広いテーマにわたって活発な意見交換を行いました。

ODAに対し、国内では「外国への支援より国内を優先すべき」という声も少なくありません。私自身も、その問いを胸に抱きながら現地へ向かいました。


エジプト、トルコを訪問
1か国目のエジプトでは、日本式教育を取り入れたエジプト・ジャパニーズ・スクール(EJS)をはじめ、カイロ地下鉄4号線の工事現場、日本が総工費の約6割を支援した大エジプト博物館、ガザ情勢で重症患者を受け入れた病院、女性の職業訓練施設など、教育・インフラ・人道支援・女性活躍と幅広い分野にわたる視察を行いました。

中でも印象深かったのがEJSです。給食の配膳、教室の掃除、日直。日本では当たり前のこの文化が子どもたちの人間形成に深く寄与すると高く評価され、エルシーシ大統領が自ら国家レベルで導入を指示したものです。2030年までに500校への拡大が目標とされ、第三国への展開も視野に入っています。

2か国目のトルコでは、防災・省エネ・インフラ・震災復興・海軍による災害医療などの調査を実施しました。震災で被災した企業からは日本の支援へ感謝の言葉もいただきました。また、日本の技術と資金で実現したボスポラス海峡横断地下鉄は、海面下60メートル、世界最深の海底トンネルです。トルコ150年の夢を日本が実現し、累計12億人が利用する大動脈となっています。今もホームには日本への感謝を示すレリーフが掲げられ、日本の技術と誇りは確かに刻まれていました。


このほかにも、各地で、担当大臣、委員長をはじめ多くの方々と意見交換を行いました。教育、インフラ、防災、エネルギー、人道支援、女性活躍。分野は異なれど、どの現場でも日本への信頼と期待を肌で感じることができました。

ODAは単なる海外への支出ではない。長年にわたる誠実な協力が信頼を生み、その信頼が日本の安全と繁栄に還ってくる。
ODAは外交の最前線であり、長期的な国益への投資である。
10日間の視察を終えて、そう確信しました。
この視察でお世話になったすべての方に感謝を申し上げます。
■ 派遣報告の詳細 はこちらから
https://oie-satoshi.com/2026/01/page/2/
■ 後日、参議院ホームページに派遣報告書が掲載されます。
https://www.sangiin.go.jp/japanese/kokusai_kankei/oda_chousa/index.html
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