バリアフリー化推進プロジェクトチーム~参議院 審議中継の手話通訳実現に向けて

私が座長を務める「バリアフリー化推進プロジェクトチーム(バリアフリー化推進PT)」では、これまで世界一開かれた参議院を目指し、参議院のバリアフリー化推進を進めて参りました。

本会議場の車椅子用の議席の改修・設置にはじまり、福祉車両の導入。
参議院内の多目的トイレ、正玄関、本会議場などの設備整備も、今通常国会閉会後から工事が進められていく予定です。

《本年2月27日 車椅子での参議院内の動線視察》
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《本年3月11日 福祉車両の見学》
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また聴覚障がいの方への対応として、平成30年の秋の臨時国会から、NHKの代表質問中継に字幕付与を開始しています。

この状況を踏まえ、参議院の審議中継にも手話通訳を付与する方法を研究・検討し、本年2月に手話通訳付与に関する案を取りまとめることが出来ました。

そして本日11:00に開会したバリアフリー化推進PT第4回合同会合では、議院運営委員会の各党理事の皆様へ「参議院審議中継・インターネット審議中継に手話通訳付与のための案」をお示しいたしました。

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本案については、会期内に一定の結論を出すことを目標とし、理事の皆様にお持ち帰り頂きました。

バリアフリー化の推進に終わりはありません。
引き続き、世界一開かれた参議院を目指し、取り組みを続けて参ります。

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