国道322号八丁峠道路が、本日15時に開通する運びとなり、開通式に出席いたしました。
国道322号は、福岡県の中央部を南北に縦断する道路で、北部九州の物流拠点である北九州港・苅田港・北九州空港と県南部を結ぶ重要な路線です。このうち、嘉麻市・朝倉市境に位置する「八丁峠」は、幅員が狭くすれ違いが困難で、コンテナ車が通行できない区間があり、また災害や冬季の積雪などにより、1年のうち4か月程の通行規制が発生しており、非常に不便な道路でした。
このたび、福岡県内最長の八丁トンネル(延長3,791m)を含む八丁峠道路(延長4.5Km)が整備されることで、これらの区間を回避でき、信頼性・安全性の高いネットワークが形成されます。
嘉麻市・朝倉市は自動車関連企業と取引のある企業が福岡県平均に比べて高く推移している自動車産業が盛んな地域であり、今回の八丁峠道路の整備により物流ルートの選択肢増加や物流の効率化が期待されます。
また、国道322号周辺には自然景勝地や歴史文化遺産といった観光資源が豊富に点在しており、これらの観光地での滞在時間増加や観光地間の周遊性向上など観光振興が期待されます。




開通式典を前に、和太鼓演奏などのアトラクションが行われ開通式に華を添えました。

私も開通式典にて、ご挨拶いたしました。
一般国道322号改修(トンネル)促進期成会が発足し25年が経過し、この道路の完成に一番尽力された 吉原 太郎 先生がいらっしゃらないのが残念ではあります。
私たち政治家は、地域の皆様の声に耳を傾け、皆様の想いに寄り添うことからしか、地域を守ることはできないと思います。
今後も引き続き皆様の声を国政に届け、地域のために尽力してまいります。


式典後はトンネル内に移動いたしました。
移動中、地元秋月藩砲術林流抱え大筒保存会による砲術演武が披露されました。


トンネルに入り、地元の子供たちとともにテープカットを行いました。


その後、場所を移動して行われた、期成会主催による祝賀会に参加いたしました。

一般国道322号改修(トンネル)促進期成会 会長　赤間 幸弘 嘉麻市長のご挨拶の様子。

一般国道322号改修(トンネル)促進期成会 副会長　林裕二 朝倉市長による乾杯の発声にて祝宴がスタートいたしました。

一般国道322号改修(トンネル)促進期成会 会長　赤間 幸弘 嘉麻市長と。

左から、福岡県議会議員(嘉麻市選出)江頭 祥一 先生、元福岡県議会議員 故吉原太郎先生夫人 吉原 正子 様、福岡県議会議員(中間市選出)県土整備委員長 片岡 誠二 先生。