本日は、10:00から政府開発援助等に関する特別委員会が開会され、平成27年度の派遣報告を聴取し、意見交換が行われました。

参議院では、二院制の下における参議院の独自性を高めるため、決算審査の充実等の観点から、政府開発援助（ＯＤＡ）予算の適正な執行を始めＯＤＡをめぐる諸問題に対して積極的に取り組んでいます。
平成１６年度からは、参議院改革協議会報告書（平成１５年７月）の提言に基づき、ＯＤＡ経費の効率的運用に資するため、毎年度、ＯＤＡに関する専門の議員調査団（参議院政府開発援助調査派遣団）を海外に派遣しています。

ＯＤＡ特別委員会は、衆議院にはない参議院独自の委員会であり、３０人の委員により構成されています。

ＯＤＡは我が国外交の基盤であり、外交の手段でもあります。我が国にとってＯＤＡは重要な財産です。しかし、財政状況が厳しい中でＯＤＡが着実に実施されるためには、国民の理解と支持が必要です。
ＯＤＡ特別委員会では、国民の視点に立ちながら、効果的、効率的な援助が行われるよう評価も含めた調査を進め、ＯＤＡと国益や外交戦略との関係、戦略的な援助とＯＤＡ実施体制の見直し、ＯＤＡの透明性の向上などの諸課題について調査を行い、議論を深めています。

 

　明日は、私が財政金融委員長に就任し、初の委員会が開会されます。日本銀行のマイナス金利導入を受け、黒田 東彦 日本銀行総裁から説明を聴取し、各委員からの質疑を行います。

　委員会の模様は、参議院審議中継にてご覧頂けます。皆様もご関心の高いマイナス金利導入に伴う委員会でありますので、是非ご覧頂ければ幸いです。