本日は、第4回目となる上公会の勉強会を開催致しました。

私は事務局長として、勉強会の司会進行を担当しております。

冒頭に上公会 山東 昭子 会長からご挨拶を頂きました。

これまで、日本の観光立国・観光先進国に向けた課題に焦点を当て、有識者や観光業界の現場で働く方々をお招きし、講師としてご講演を頂いてきました。

今回の講師は、藤田観光株式会社社友 藤田 基彦 様です。

藤田観光は、1869年に創業された藤田財閥をルーツとし、初代の小川 栄一社長が「戦争で傷ついた人々、これから日本の再建に尽くす人々に、安くて、健全で、楽しい憩いの場を提供すること」を念願とし、一部の階級に所有されていた邸宅・別荘・庭園等を、多くの人が利用できるようにすることが社会的事業であるとの考えから、藤田家の邸宅・庭園をホテルおよびレストランとして営業することを手始めに観光事業を興されました。箱根小涌園の開業に始まり、椿山荘、ワシントンホテルなど、皆様もご利用されたことがあるのではないでしょうか。

日本の観光産業を取り巻く環境が変化する中、藤田観光は、ホテル業でなく「観光業」を本業としている強み生かし、観光立国のリーディングカンパニーを目指されています。

藤田 様には、「日本国の観光大国を目指しての私案」をテーマに、訪日外国人観光客の受け入れ課題と旅行者数増加のアイディア、またご自身の豊富なご経験を織り交ぜながら、ご講演頂きました。

ご講演の後には、先生方から多くのご質門があり、活発な意見交換が行われました。

藤田 様、貴重のお話をありがとうございました。
最後に皆様と集合写真を撮らせて頂きました。