為公会 例会

午前中、財政金融委員会が散会した後、政策集団 為公会の例会に出席致しました。
為公会所属の国会議員が集まり、昼食をとりながら情報交換を行います。

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冒頭、麻生 太郎 会長がご挨拶。
ご挨拶では、昨日の米国大統領選挙についてもお話しされました。

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麻生 会長のご挨拶

2016.11.10

● ご存知のように米国の大統領選挙で、ドナルド・トランプ氏とマイク・ペンス氏が(新しい)正副大統領に選出された。

● 日米同盟は日本外交の基軸だ。新たな米政権と日本政府は、きちんとした関係をこれまで通り継続していかねばならない。(今月)17日(木)に安倍総理はトランプ氏と会われる方向で調整していると思うが、両国の関係強化を一層進めていかねばならないと思っている。

● きょう午後の衆議院本会議で、山本農水大臣に対する不信任決議案が処理される見通しだ。山本大臣の発言は軽率の極みといろいろご批判のあるのは当然であり、この点に関しては批判は免れないと思うが、だからと言って国会審議に応じないのは如何なものか。国会、会議は議論をする場で、国民の負託を受け発言をする機会を与えられているのが我々議員だ。それを自ら発言する機会を失するのは考えられない話だ。異論があるなら堂々と(会議において)発言をすべきだと思う。

● きょう、(農相)不信任案が処理された後、国会は正常化していくと思うが、いずれにしても、今後とも我々は緊張感を持って残りの国会でしっかりと議論を行なっていく、そうしたきちんとした対応をしていただければと思う。

● 一方、昨日、衆議院選挙区確定審議会、いわゆる「区割り審」が開かれた。その中で、昨年の国勢調査に基づいて約100の選挙区が区割り見直しの対象となる予定だ。この為公会の関係では、(いわゆる)「0増6減」によって県内の選挙区が1つ減る岩手、また較差是正の為、北海道、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫、愛媛、そして福岡の都府県では区割りの調整が行なわれることになる。

● 区割り審は来年5月までに改定案を首相に勧告することになっているが、それまで(総)選挙はないと一方的に都合のいいように解釈しないこと。解散権は首相の専権事項であり、我々としては変わることなく地元での活動等をきちんとしていくことが大事だ。この点はきっちり頭に入れて、従来以上に努めていただくことを期待して挨拶とする。

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