政務三役による予算編成陣中見舞い

大臣、副大臣、大臣政務官の政務三役による予算編成陣中見舞いを行いました。
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平成27年度の予算案は一般会計の総額が96兆3400億円程度と、今年度・平成26年度の当初予算を4600億円程度上回り、過去最大となります。
<主計局事務室>
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歳出では「政策に充てる経費」が、高齢化に伴う社会保障費の増加などで今年度に比べて2800億円多い72兆8900億円、国債の償還や利払いに充てる「国債費」は23兆4500億円となります。
歳入では、税収が消費税率8%の引き上げ分を年度を通じて反映させることや、景気回復で法人税収が増加することなどから、平成26年度より4兆円以上多い54兆5300億円となり、当初予算として7年ぶりの高い水準を見込んでいます。

<理財局事務室>
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また国債の新規発行額は、平成26年度より4兆円余り少ない36兆8600億円と、当初予算として6年ぶりに30兆円台となります。
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財政健全化の指標として、政策に充てる経費を税収などでどれだけ賄えるかを示す「基礎的財政収支」の赤字は、今年度と比べて縮小して13兆4100億円となり、国と地方を合わせた赤字を新年度に半減させる財政健全化の目標は達成できる見通しです。

* 基礎的財政収支(プライマリー・バランス)とは、税収・税外収入と、国債費(国債の元本返済や利子の支払いにあてられる費用)を除く歳出との収支のことを表し、その時点で必要とされる政策的経費を、その時点の税収等でどれだけまかなえているかを示す指標となっています。

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陣中見舞い後、大臣室にて。
麻生 太郎 財務大臣、菅原 一秀 財務副大臣、宮下 一郎 財務副大臣、竹谷 とし子 財務大臣政務官
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