平成24年度補正予算が成立しました

本日15:50から開会された、参議院本会議において、平成24年度補正予算が、自由民主党・公明党・日本維新の会・国民新党、新党改革などの賛成多数、1票差で可決・成立しました。

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(本会議場での各党議運理事による場内協議の様子 補正予算案の採決方法の協議)

平成24年度補正予算の総額は13兆1,054億円。
安倍内閣が景気回復に向けた政策対応の第1弾と位置づける、10兆円余りの緊急経済対策が柱になっています。
緊急経済対策は、【 復興・防災対策 】、【 成長による富の創出 】、【 暮らしの安心・地域活性化 】の3つ分野を重点に、多くの事業が盛り込まれています。

【 復興・防災対策 3兆7,889億円 】
東日本大震災の被災地の復興に欠かせないインフラの整備のほか、中央自動車道のトンネル事故を機に、老朽化したトンネルや橋の点検や補修を進める事業などが含まれています。

【 成長による富の創出 3兆1,373億円 】
「iPS細胞」など再生医療の実用化に向けた研究を支援する事業や、企業の設備投資を促すため、省エネ機能の高い設備を導入する企業に補助金を支給する事業などが予算化されています。

【 暮らしの安心・地域活性化 3兆1,024億円 】

70歳から74歳までの医療費の窓口負担で、本来の2割負担への引き上げを当面見送り、1割のまま据え置くほか、いじめの早期発見などのため全国の小中学校に配置しているスクールカウンセラーが、児童・生徒の相談に応じる時間を増やすための予算などが盛り込まれています。

このほか、基礎年金の国の負担分を2分の1に維持するための予算として、2兆5842億円が計上されています。

各省ごとの事業実施箇所につきましては、以下よりご覧下さい。

国土交通省 【 福岡 】をクリックして下さい。(PDFファイル)

農林水産省 【 福岡 】をクリックして下さい。(PDFファイル)

 

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