介護福祉議連総会

森 喜朗会長のご勇退に伴い、野田 毅 新会長の下2回目となる「介護福祉議員連盟」総会が開催されました。
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新役員体制の中、私はこの度、事務局長に就任いたしました。
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本日の総会は、シカゴ大学医学部・中村祐輔教授をお招きして「高齢化と個別化医療・持続可能な医療保険制度への道」についてご講演を頂きました。

中村教授は、平成23年、当時の野田内閣に設置された「医療イノベーション推進室」の初代室長にご就任されました。しかし、当時の政府、霞ヶ関は、中村教授の創薬支援機構創設などの提言に耳を傾けず、予算もつかず、そのような状況に、中村教授は室長を突然辞任され、シカゴ大学に移籍されました。

介護福祉議連の中村博彦幹事長がこの辞任を憂いて、教授の下を訪れてご親交が深まり、この度の一時帰国に合わせ、議連総会にお越し頂くこととなりました。

野党であった当時、私も中村先生の室長辞任について、当時の小宮山厚生労働大臣に質問を行い、ゲノム研究の世界的権威でいらっしゃる中村先生が、民主党の格好だけの政治の犠牲になり、結果優秀な頭脳を海外に流出させることになったことを追求いたしました。

本日はその先生のお話を直接お聞きできる機会に恵まれ、光栄でした。
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中村先生は現在、ノーベル賞の受賞者を数多く出しているシカゴ大学で個別化医療センター副センター長に就任。
研究の成果により、DNAごとに効果的な治療薬を組み合わせることで、無駄な医療費を削減することにつながることになるなど貴重なお話を伺いました。

参加された多くの議連会員からも「貴重なご講演であった」とのお声がたくさんあがり、有意義な総会となりました。
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