今年1月に進水式を行い、洞海湾に停泊中の株式会社若港の所有するグラブ浚渫船「海響」の見学に伺いました。
グラブ浚渫船とは「グラブ」と呼ばれるバケットを大型クレーンに吊るし、最大で30㎥の海底の土砂を浚渫(しゅんせつ)できる最新鋭の作業船です。
コロナ禍でなければ盛大なお披露目会が予定されていましたが、井川 臣治会長(右)、六田 啓二社長(左)をはじめ、株式会社若港の社員の皆様に船内をご案内頂きました。
環境にやさしい蓄電システムを搭載し、CO2の削減や燃料及び燃料コストの削減を目指しながら、最新のコンピューター制御された操縦室で作業効率の向上に努めています。
船内施設は働きやすい職場の環境づくりが徹底されており、広々とした女性専用の船室も整備され、シャワールーム、トレーニングルームや娯楽室など大変充実していました。
また、災害時、陸上交通網が混乱した際の避難場所としての機能も持ち併せており、水や温かい食事の提供など、いち早く海からの支援が可能な物資も備わっています。
井川 臣治会長の永年の夢とロマンの集大成であるグラブ浚渫船「海響」の安全な航行と社業の更なる飛躍をお祈りし、皆さまで記念撮影を行いました。新造船おめでとうございます。